NEW!! (2024/10/30 02:09)
V4を逃がして5位に終わった今年のオリックス、監督も交代。
最下位西武とは14ゲーム差。以下、ドラフト内容の比較。
西武が支配下7人中4人が高校生指名だったのに対して、オリ
は6人中1人のみが高校生、あとは大学、社会人で固めた。
この違いが来季以降、両チームの成績にどういう影響を及ぼすか?
従来、西武の補強についての考え方には、二つの錯覚あり。
一つは、ある選手の育成に、何年もの時間をかけさえすれば好打者、
好投手が誕生するという願望、というか一種の信仰。
何年温め続けても、その後育成契約に切り替えたとしても、無精卵が
孵化することはない。
もう一つは、同一ポジションに多人数を集めて競わせれば好守、好打
の野手が自然に誕生するだろうという、数で勝負の単純な考え方。
昨年オフ、コルデロ加入で「これで外野も一段高いところでの競争
になる」と悦に入っていたのが松井前監督。結果は、ご存じの通り。
長年永江、金子侑司、鬼崎他何人もの野手が挑戦しても決まらなかった
レギュラー遊撃手。ところが、たった一人、源田壮亮の加入で即解決。
プロの世界の育成、競争とはこういうものだと思う。
自分が偉そうに言うわけではない。過去の失敗例を教訓にして欲しいだけ。