>>790923
同じパターンで無得点、残塁の山、折角の四球も無駄に捨てる…この課題が、半年の間に全く解決しなかった、いや手を着けてもいなかった結果の敗戦と言えるのう。
多くの人が主張している、打撃コーチの交代だけで事が済むとも思えない。
「得点をしたがらない病」の元凶は、あるいは「ここぞという試合は必ず負ける」原因は何か?
どんな感情的な意見や非難、個人攻撃があろうが、Aクラスになったのは喜ぶべきことじゃし、球団としては随分久方ぶりの2位に向かって、選手たちは頑張っている。
ただ、明らかな課題は嫌と言うほど浮き彫りになっておるし、それが原因で負けた試合が何十とあるのに、終盤になっても一向に改善しようという工夫の跡が見られない。
それは恐らく、各選手そして監督のメンタルまで支配している球団体質じゃと思う。
官僚的体質、オーナーを頂点とした共産主義国家的体制、と言ってもエエかもしれない。
きっと、そこにメスを入れようとしたり、頑張って「こんな風にしようぜ」などと目立ってはいけんのじゃ。
そんなことをしたら、「カープ仲良し・もたれ合い球団」の和を乱す者として、追放されかねない。
たぶんその思想の下にコーチ人事なども行われているじゃろうし、監督1年生の新井サンの出来ることも、おのずと制限されておるのじゃろう。
そうでなければ、ここまで同じ過ちをしつこく繰り返さなければいけないはずがない。
この球団体質は、皇族ではないが謂わば「神聖にして侵すべからざる」世界なんじゃろうと思う。
そう考えると、新井監督も気の毒じゃ。
彼に全権委任されたら、もう少し根本的な切り替え、改革も出来るかもしれんのに。
随分むかし「臭いニオイは元(ハジメじゃないよ、モトじゃよ)から絶たなきゃダメ」というCMがあった。
得点を決めるべきところで決めるための、メンタル革命、すなわちチーム体質の変革を起こすためには、カープの旧体制の打破が必要じゃ。