NEW!! (2026/10/07 06:24)
>>5159
大谷翔平選手の「5番・指名打者(DH)」での起用は、地区シリーズ突破に向けた非常に合理的かつ前向きな決断です。
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、2026年10月6日(日本時間7日)のアトランタ・ブレーブスとの地区シリーズ第3戦において、それまで1番や2番を務めていた大谷選手をエンゼルス時代の2020年以来、6年ぶりに5番に降格させるスタメンを発表しました。
この「5番・大谷」という起用について、主な意図と見どころは以下の3点に集約されます。
1. 難敵左腕クリス・セールへの明確な対策
ブレーブスの第3戦先発であるクリス・セール投手は、大谷選手が今季を含め通算15打数3安打(打率.200)、本塁打なしと完璧に封じ込められている天敵です。さらに大谷選手自身、レギュラーシーズンを含め現在20試合・94打席連続で本塁打が出ておらず、ゾーン外のボール球を追いかける傾向にありました。
左の強打者を2番(フリーマン)、5番(大谷)と分散させることで、相手ブルペンの左右の継投を難しくする戦術的意図があります。
2. マークの分散とポイントゲッターとしての期待
1番にムーキー・ベッツ、2番にフレディ・フリーマン、3番にテオスカー・ヘルナンデスを配置したことで、上位打線が高い確率で出塁し、ランナーを溜めた状態で大谷選手に回す形を作れます。これまでの「出塁して走る」1番としての役割から、プレッシャーの少ない位置で純粋なポイントゲッター(走者を返す役割)として機能させ、打撃の復調を促す狙いがあります。
3. チームファーストの結束力
この打順変更に際し、ロバーツ監督と大谷選手は前夜に話し合いの場を持っています。その際、大谷選手側から「9月には自分を7番にしてはどうかと監督に言いに行こうかと思っていた」と本音交じりの冗談が出るほど、本人はチームの勝利のための配置転換を完全に受け入れています。この姿勢はチームの士気を高める大きな要素です。
なお、ロバーツ監督は「あくまで今日(セール対策)限定のもの」としており、右腕が先発予定の第4戦では再び打順を戻す可能性を示唆しています。この柔軟な選手起用が、崖っぷちの短期決戦においてドジャースに勝利をもたらすか注目されます。