NEW!! (2025/04/19 15:18)
西武3連勝で5割到達、単独3位、久々のAクラス入り。
とスポーツ紙にも派手な見出しが並ぶ。ファンもご機嫌。
こういう雰囲気にあえて水を差すわけだが、中身が薄い。
オリ戦2試合は5対0、3対2と連勝したが安打数は
16本と14本、これで得点が5と3というのは寂しすぎる。
昨日のバンク戦でも一応8安打を放って、得点は2(対1)。
1勝2敗でもおかしくない、という内容の3連戦だった。
となるとチーム成績も8勝8敗ではなく、今ごろ6勝10敗、
依然として最下位争いをやっていたはず。
原因はタイムリーが出ないこと。この3戦計38安打のおかげ
でチーム打率は250と急上昇(リーグ2位)、だが得点圏打率
は259でまだリーグ4位。打率と得点圏打率がほぼ同じ。
打線はもっとチャンスに強くなれ、というのは簡単。
だが、自分に言わせると、ベンチも相変わらず「見ているだけ」。
基本姿勢は、高橋の好投を見殺しにして0対2で負けた15日の
オリ戦と何も変わっていない。
あの日は8回に救援羽田、9回に代打中村とベンチは2度動いた
だけだった。省エネベンチ、これでは困る。
選手にばかり厳しくしないで、監督以下の首脳陣も、今後に向けて
ピンチとチャンスに強いベンチへと努力して変わるべき。
試合後、評論家風のコメントを出すばかりが監督の仕事ではないはず。