NEW!! (2025/04/21 06:01)
>>1063728
緋鯉さんは、優しいのう。そう言えば、緋鯉さんが旧・波平さんだとは知らなんだ。
道理で、知性に溢れている訳じゃ。
《知性とは、すなわち優しさ》じゃよ。
2年以上前の、黒原が巨人の吉川に与えた死球、昨季終盤のDeNAの山本祐大に与えた死球、特に後者は相手捕手に与えた死球という点で、藤川監督の脳裏にあったのじゃろう。
これらの死球で吉川や山本祐大が相当な負傷をしたのも事実じゃから、いかにすっぽ抜けや暴投とはいえ、カープの若手投手も大いに気をつけなければいけん。
しかし、解説者をやっていた頃は、明朗かつ解りやすく事細かに解説してみせる手腕を見せていた藤川監督が、
指揮官は常に冷静であるべきなのに、一部の阪神ファンを除く外部に対して自分のイメージ低下を招いてしまった点、
この板の<暇人>さんが指摘しているような<ガチギレ藤川が阪神のウイークポイント>という風に弱みを見せてしまった点、
これは全く頂けなかった。
裏の世界でも、すぐ切れる単細胞はチンピラで、凄みのあるヤクザは冷静さと礼儀、<堅気者には迷惑を掛けない>鉄則を重んじているもんじゃ。
野球界はあの世界と対極じゃが、フィジカルな世界で駆け引きが露骨な世界じゃからこそ、仁義と礼節を重んじなければいけん。
その点、阪神の坂本は極めて冷静で、かつ相手を思いやるジェントルマンの姿勢を示した。
思えば、捕手というポジションでは感情的になる投手を常にケアし、各守備位置につく野手たちに目配せをしなければいけん。
ハードボイルドの世界ではないが、<優しくなくては捕手ではない>んじゃ。
あのマスクの向こうに見える渋い眼には、優しさと紳士的姿勢がみなぎっている。
「○○軍は紳士たれ」という言葉は廃れてしまったが、捕手のみならず選手も、そして我々ファンも、
《情けはひと(他人)のためならず》《武士は相身互い》という言葉を胸に、言動には気をつけて、ああいう場面でこそ紳士的でなければいけん。
自軍の捕手に悪態をついたり、負けの責任を負わせようと個人攻撃したりするのは、もっての外じゃ。
せいぜい、我々もチンピラにならんように、新井監督の紳士ぶりを見習おう。
そして會澤や石原を、もっと大切に扱って欲しい。