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埼玉西武ライオンズ掲示板
279130
165.
2025/07/02 05:45
(ZTExZWR)
いよいよ西武の、「守り勝つ野球」の限界が見えてきた。
私見だが、元々この戦略には無理がある。
理由は、現在のチーム防御率2.41が、既に西武にとっての限界とも
と言える成績だから。加えて守備力も、現在12球団最少の失策数(27)。
過去のチーム最少防御率は巨人の1.75(1955年)。
ただし、この記録は古すぎて参考にならない。
そこで、143試合制に移行した2015年以降の10年間に絞り込む
と、2024年(昨年)の2.49(巨人)がチーム最少の防御率。
現在の西武は2.41。その巨人の最少防御率を、既に更新中である。
それでも、日ハム(2.30)に次ぐパリーグ2位(中継ぎの差)。
個別の投手では今井1.32(パ3位)、隅田1.52(パ4位)、
渡邉2.06(パ6位)、高橋2.38(パ参考7位)といった顔ぶれ。
(高橋は、既定投球回数に3イニング足りないだけ)
リーグ防御率ベスト10内に実質4人も入っていて、現在2.49。
ちなみに、この10年間での個人最少防御率は、山本由の1.21(23年)。
防御率の理論限界値は0.00、またこの防御率にはマイナス圏はない。
よって西武にとって、今以上に防御率を改善しろというのは、事実上無理な話。
前にも書いたが、野球は試合の半分は攻撃に専念できるスポーツ。
現在、残る半分の「守り」では、投手力、守備力ともにフル稼働の状態。
乾いたタオルを、これ以上絞るのは無理。それよりもなぜもっと攻撃しないのか?
(開幕以来、スタメン下位打線、勝負どころの終盤の代打も守備要員を起用中)
今の西武は守り偏重主義、飛行機でいえば片肺飛行の状態である、
それと首位日ハムとの差は、攻撃力の差。(総得点=西武192点、日ハム248点)
そろそろ、バランスの良い「打って守り勝つ野球」にシフトしてみてはどうか?