NEW!! (2024/05/18 10:17)
セ•リーグはチーム防御率が2.34以下のチームが上位を占め、ロースコアの試合展開が当たり前の状況を表している。捕手のリードを重視して打率.125の會澤がマスクを被り、堅い守備が売りの打率.233の矢野がショートを守る。今までの野球の見方からすれば考えられないことだがペナントレースの流れに上手く適応できているのではないか。
むしろ目立ったホームランバッターの少ないチームにとっては有利な展開になっているのかもしれない。攻撃では数少ないチャンスを生かすバント、進塁打、エンドラン、スクイズも含めた多様な作戦を展開し、貴重な1点を積み重ねることが求められる。豪快な長打の飛び交う打撃戦に比べればつまらないかもしれないが、ファンの見方も適応を迫られているのかもしれない。