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165.
2025/10/24 08:38
(ZTExZWR)
個人的には、どうも釈然としない昨日のドラフト結果だった。
単独で、明治大小島を獲得(1位)できたことについては、
良かったと思う。事前公表の戦術面を含めて、素晴らしかった。
しかし今井、高橋の先発の柱2本の流出が予想される中、投手
の指名が2名(支配下枠)というのは寂しすぎた。
今井、高橋の2名で今季は、
合計48試合に先発し、311.2回を投げ18勝14敗、
平均防御率2.45という実績だった。
西武の年間143試合の34%に、二人のうちどちらかが先発し、
年間総投球回数1280.1回の24%に当たる311.2回
を今井、高橋の2本の右腕で投げ切っている。
髙橋の8勝9敗という勝敗面だけをとらえて、「流出の実害なし」
と考えるのは間違った考え。
援護率3.00でも、防御率3.04の高橋だったから、借金1で
何とかしのいでくれたと見るべき。他の投手だったら、大借金生活
で終えてもおかしくなかった。
おそらく羽田、黒田、菅井、杉山らの成長を期待しての投手力軽視
の補強だったのだと思う。あとは外人投手(ボー以外)頼りか。
だが、上記の投手達はいずれも現在伸び悩み中。
期待や願望のみでは、ローテーションは組めない。
これなら、ロマン枠である育成枠を削ってでも、指名もれとなった
大阪桐蔭の中野大虎、慶応大エース外丸東眞(大学通算20勝)らを
とりに行くべきだったのではないか。テレビを見ていて歯がゆかった。
主軸打者流出前のドラフトでは投手を、ローテ投手流出前には打者を
補強するという、西武のいつもの逆補強パターンが出たようだ。
もう一度書きたい。
来季は、今季の1/3にあたる48試合に先発した二人の投手
(合計18勝14敗)がいなくなる可能性が非常に高い。大丈夫か?