今のパリーグの打者は大変だと思う。投手のレベルが非常に高い。
あと、前から言っていることだがボールが飛ばなくなった。
平良などが率先して取り入れたトラックマン等により、科学的な投球分析
が可能な時代になった。
一方、打者の方も打球速度、角度等を判定するラプソードという弾道分析
機器があるがさほど浸透していないように思う。
バッティングについてコーチに相談しても、コーチもよくわからないと思う。
理由は、彼らが現役の時よりも平均球速は１０ｋｍ以上アップし、変化球
も七色の時代に入っているため。例えばスラーブ、スイーパー等の打ち方など
指導したくてもできないのが実態なのでは？
だから、みんな他球団の現役強打者に教えを請いにいっているのだと思う。
そもそも打撃コーチ二人で、上下往復組を入れて２０人ほどの打者をケア
していくのも大変。
自分は、もう昔ながらの打撃コーチ二人という体制自体見直すべき時期に
きていると思う。なぜか全チーム、１・２軍とも二人体制？
具体的にはフィジカル、メンタル、ハイテク、アナリストといった各種専門
コーチを複数配置し、その他で従来型のコーチもいるといった体制が良いと思う。
それと練習中、打撃コーチがトスを上げたり、ティアップしてやったりして
いるが、ああいうのはすべて安価なマシンでできること。機器もハイテク化すべき。
例えば、ピッチングマシンも日進月歩、ヤンキースのジャッジが言っていたが
投手を指名して「大谷」と言えば、大谷の決め球や配球まで再現してくれるという。
西武の右打者が苦手な胸元を１５５ｋｍでついた後、外角低めギリギリにスライダー
を投げ込む、、こういった投球バターンごとの練習も可能。
（アーム型ではない、ＡＩ搭載の複数ローター型マシン）
その他高速のＡＩカメラにより、相手投手の球種や牽制のクセを見抜くことも可能。
好不調時の打撃フォームのデジタル化した比較もできる。
今の西武で、投手はともかく打者に不振だからといって二軍行きを命じていたら
一軍には誰もいなくなるのでは？
中長期的に見て、他球団に先駆けてこうした対策を導入していくことも必要なのでは
ないかと思っている。
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