外崎の3塁守備については、もう限界だと思う。
理由は、今季、鋭いライナー処理ができていないため。
14日のバンク戦、1回先発武内が満塁のピンチを招いた。2死まで
はこぎつけたが、中村晃の痛烈なライナーが1塁平沼の頭上を襲った。
これをジャンプ一番、1塁手平沼が好捕。
あの守備は、抜けていたら3点献上という貴重なプレーだった。
ああいうプレーが、無意識のうちにできているうちは1、3塁手として
の守備は大丈夫。体が勝手に動いている。
だが今季、外崎は3塁でよくライナーを弾いている。あれは視力か
反射神経が加齢により衰えてきている証拠。
楽天の浅村が、昨年2塁から3塁へコンバートされた。続いて今年
の初めは1塁へ回っていた。だが最近ではDHでの起用が続いている。
牽制があるため、走者がいるときは1塁手は後方には下がれない。
結果、ライナーの打球処理が多いのは3塁と同じ。やはり浅村にとって、
3塁と同じく1塁での守備も厳しかったのではないだろうか?
2歳年下の外崎(32歳)も、浅村と同じ道をたどるのは間違いない。
今から守備がうまくなることはありえない、むしろ退化していくはず。
だったら、首脳陣は早めの対策をとるべきなのではないだろうか?
外崎を個人攻撃するつもりはない。だが、今季まだ103試合も
残っている。今のままでは投手陣が気の毒だし、チームも困ってしまう。