>>871726
貧打中日の球団特性というより、井上監督の野球観を覗くことができる記事ですね。
私は、2番に1割台小粒打者を置く最大の理由は、出塁率の高い岡林を起点にどんどん連なって複数点を得ようとは考えずに、“まず”1点、次の回に再び追加1点のチャンスを得たいという、小刻み得点欲求に基づいているからだと思っています。
打てる打者を上位に固めてしまうと、下位に自動アウトの集団ができてしまう。それだと次のチャンスまで2イニングほどロスしてしまうと。対して監督は、9人のどこかで散発的に出塁があるだろうという前提で、分断点にあたる選手にはバントさせればいいという戦法。
集中打が相手バッテリーや監督に与える恐怖心や混乱を考えてない。上位で押せ押せのムードを作れば、相手は5番以降のバッターに対しても怖れを抱くもの。
とにかく先制点、それも複数点を取れば、それ以後は楽にゲームを進めていけるのに、最初からチマチマ野球を志向するから、自軍の先発投手が初回いきなり縮こまった投球になってしまう。
どらポジを謳う一方で、実際のゲームはチマチマ。
意識改革の必要性をデータ戦略担当の志田さんに説いてもらいたいです。