◎人の錯覚
一般的なイメージでは宮本慎也は守備が上手く、堂林翔太は守備が下手。しかし、数値(UZR)で比較すると、宮本より堂林の方が守備範囲が広く、守備力は勝っている事がわかる。これは有名な話です。
これと同じようにヒットを沢山打った選手が優秀と勘違いしやすい。しかし、数値(OPS)をみると、実はヒット数は多いが、四球、長打は少なくて得点貢献度が低いというのはよくある話です。このように人はイメージに支配されやすいと言えます。
現代では、こうした人の錯覚を認識出来る数値が発達しています。数値を基に選手は公正に評価したい。