ライデルの去就が最大の気掛かり。
DeNAは喉から手が出るほどライデルを欲しがっている。シリーズ制覇日本一連覇には絶対的クローザーが必要。山崎森原では全然役者不足。
23年バウアーを引き留めるために用意した、カブスからの今永譲渡金14億3千万をそのままライデル獲得に当てる予定だという(byスポニチ)。
DeNAはスポーツ事業収支が好調。加えて日本一効果もあり球団の資金は潤沢だそうだ。
野球好き、しかし金は出すが口は出さない太っ腹女オーナー南場、野球経験者でアイデアマン公募社長木村。二人ともやり手だ。金満欲張り球団ソフトバンクとのマネー合戦に一歩も引かない構えでいる。
競合している、巨人には大勢、バンクにはオスナ、DeNAにはライデルとなると3チームにとってのバランスは良いが、DeNAに弱いドラゴンズにとっては最悪。頼りはライデル個人の『ドラゴンズ愛』に賭けるしかないが、最終決定権はあくまでキューバ政府。中日残留の望みは薄い。
また、そもそも中日球団は選手やファンにとって愛すべき球団なのか?13年という長きに渡る低迷。3年連続最下位という汚名もどこ吹く風、現場監督立浪を切っただけで、最も重い責任を負うべき球団代表加藤になんのお咎めなく居座り続けている。このままだとしたら組織として腐っていないか?
ドラゴンズは一会社(中日新聞社)の単なる所有物ではない。中日を名乗らなくてもファンは[ドラゴンズ]を愛し応援するだろ。
中日新聞社の大きな補強サポートもなくテラスの要望も聞き入れられず、まさに丸腰で最前線に立たされた新兵のよう井上新監督(修験者さんの言)は、多難の船出となる。