マツダ工場にも「カイゼン」という部門があって、ある程度のそこそこの年齢層の人間で構成されているわけなのだが、おそらく現場の作業の効率向上を目指して発足したのだろうけれども、実質はそう簡単にいくわけもなく、いわゆる窓際族に近い存在なのであろう。現場の若い人間など目上のカイゼン部隊に対してもの言うことなどできるわけがなく、自分たちの作業の手を止めてまでカイゼン部隊の作業の終了を待たないといけないのである。カイゼン部隊によってますます生産効率が悪くなるだけというのがマツダの本来の姿なのである。今回の広陵の問題にしかり、カープ球団もおそらく似たりよったりのところがあるのだろう。広島の組織というのはそういうしょうもない体質なのだろう。

>>1171631
なるほど、実に示唆に富んだご指摘じゃのう。この方はくだんの会社の関係者の方じゃろうか。

本来は良かれと思って作った制度が、お飾りになり却ってその存在意義を保つために非効率をもたらし、目的とは逆の方向になってしまうという、いわば現代の皮肉じゃな。

フジテレビ問題でも話題になった、近頃どの組織でも騒がれる＜コンプライアンス＞とかいう意識及びチェック部署も、どこやらそれと似ているような気がするのう。

この掲示板が、本来はファンがチームを温かく応援したり、試合を盛り上げるために作られたのに、却って個人攻撃や経営側への批判を助長しているのとも似ている。

しかし、カープ首脳陣がその「カイゼン」と同じくお飾りの存在になり、却って選手の成長を妨げているとしたら、これは経営上おおいに問題、いや経済的に非効率じゃ。

オーナーが金銭上の効率を重視しているのなら、それはただちに見直さなければいけんはずじゃ。
それが出来ていないとしたら、カープの経営は不健全とも言える。

ワシ個人は、コーチが選手時代に立派な成績を残している必要は必ずしも無く、要は教えるのが上手だったり着眼点と指摘が的確なら良いと思う。
じゃが、カープの試合を見ていて、狙い球を絞ることも無さそうで、手も足も出ない時に突破口を見出す手段も無いことから考えると、
どうもお飾りの「カイゼン」になっているかもしれんのう。