日ハム石井には、それなりの魅力を感じる。今季も大分痛い目にあった。
だがどうして、こうも生え抜きの内野手が育たないのか?
今オフ元山、野村を戦力外にしたが、彼らも元々はトレード加入組。
現状残っている若手・中堅の候補選手といえば滝澤、児玉、山村、高松、
平沼、平沢、仲田…。
だが、このうち高松、平沼、平沢、仲田の4人も中途加入組。
実態としては、生え抜き選手は中々育たず、中途加入選手も頭打ち。
思うに西武のスカウト、コーチ、2軍監督は何をやっているのか?
仮に、ドラフト1位の大卒選手を外せば、契約金、出来高、数年間におよぶ
年棒支払いで、かれこれ2億円は吹っ飛んでしまう。
コーチも似たようなもの。器用にチーム内を渡り歩けば、選手の育成実績
がゼロでも、肩書を変えて5年や10年はチーム内でムダ飯が食える。
詳細事情は知らないが、巨人では、ソコソコの若手を1軍に供給していた
桑田2軍監督が先日更迭された。プロ球界では、本来これ位の厳しさが必要。
現状の、西武のぬるま湯的「護送船団方式」はいつまで続くのか?
たまに本の表紙(監督)だけを代えるのではなく、肝心の中身も常に刷新して
いくべきだと思う。今後の戦力強化のためには、実績の上がらないスカウト、
コーチ陣は積極的に入替えるべき。選手だけが戦力外の対象というのはおかしい。