高松の起用について。9回、先頭打者の山村が安打し、代走で出塁し、すかさず2盗を決めた。生還はならなかったが、見せ場は作った。今季7度盗塁を試み、全て成功。成功率10割。
昨年は10回盗塁を試み、8度成功。成功率は8割。この2年間に限ると、17回試み15回成功。成功率は実に88%だ。周東の通算成功率84%を上回る。
問題は、昨年は7得点しているのに、今季はゼロ。盗塁を決めた後の打者が打てないからでもあるが、18試合出場で、13打数1安打の数字が物語るように、ベンチは起用方法を間違っている。宝の持ち腐れ。攻め≠フ姿勢に欠ける。代走専属にし、早め早めに代走に送り、相手にプレッシャーをかけることだ。相手はストレート中心にせざるを得なくなる。かつての周東もそうだった。