>>252007
自分は、熊本工の後輩鳥越ＨＣを引っ張ってきたばかりの奥村社長は
ともかく、後藤は、来年３月でオーナーを退任するものと思っています。

理由は、既に昨年３月から西武ＨＤとしての後継社長への引継ぎがスタート
しているため（通常、２年程度の期間）。現在の彼は代取会長兼ＣＥＯ。
例えば三木谷、孫といった創業オーナーの場合は、自分で好きに進退および
その時期を選べます。
だが、後藤の場合は、そういうわけにはいかない。
具体的には、西武ＨＤの親会社であるみずほＦＧの方針に従わざるを得ない。
そのみずほＦＧのシナリオが、来年３月の後藤代取会長の退任だと思っています。
西武ＨＤのトップを譲れば、リンクで系列会社西武ライオンズのオーナーも譲る、
これが企業人たる彼の宿命です。しかも、今季は歴史的最下位。
「打線がダメ、投手力もダメ」（後藤コメ）。だが、それ以前にオーナーがダメ。

後藤も来年２月で７６歳。１２球団オーナー中、最長老で最古参（１７年目）。
もう十分でしょう。もちろん、企業人事に関することなので１００％の保証
はできかねますが。やはり、桜は散り際、男は退き際が肝心。
今後の彼は、残る半年間、自らの引退の花道づくりに忙しいことでしょう。