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桃川（もものかわ）駅。　佐賀県伊万里市　JR筑肥線。
※伊万里市東部に位置するひなびた小さい無人駅。年季の入った木造駅舎がある駅だと聞いていたのですが、私が下車した2003年にはその木造駅舎は跡形もなく・・・。屋根つきの待合スペースがホームにあるだけの駅になっていましたが、レトロな縦型駅名標が残されていました。

伊万里市からの甲子園出場校は以前やりましたんで省略（過去ログ倉庫2022-12-08ログ参照）。ということで、横道逸夫恒例の強引な展開に持ち込みます。
伊万里行きと唐津or西唐津行きのディーゼルカーが発着する桃川駅から唐津市に移動します。唐津市中心部付近の唐津駅へは普通列車で約40分かかります。

唐津市からの甲子園出場校。
地方都市にしては意外に多く（←個人の感想です）4校あります。ちなみに、唐津市内に所在する高校は現在7校です。
☆唐津商業高校
旧校名・唐津実時代を含め、春2回夏5回出場。春の甲子園での勝利はありませんが春夏通算5度目の出場となった1984年夏に弘前実（青森）を9ー0で下し待望の甲子園初勝利。2011年夏は古川工（宮城）を9ー4で下して甲子園通算2勝目。甲子園での勝利はこの2勝です。直近の甲子園出場は2016年夏ですが、2022年春季県大会では4強、同年夏の県大会では8強、続く秋季県大会では16強、と最近の佐賀県大会では安定した成績です。
☆唐津工業高校
1996年夏に出場。しかし不運に見舞われます。大会前の甲子園練習で、エースの江里選手が腓骨を折るアクシデント。佐賀大会全6試合をひとりで投げ抜いて唐津工を甲子園初出場に引っぱりあげたチームの主戦投手を欠いての甲子園大会となりました。代役の投手が大量失点を防ぐ頑張りを見せ、松葉杖をつきながらベンチ入りした江里選手がベンチからチームを鼓舞しましたが海星（三重）に0ー5で敗れて初戦で姿を消すという、苦い甲子園初出場となってしまいました。
☆唐津西高校
1986年夏に出場。初戦で享栄（愛知）と対戦しましたが、大会屈指の剛球左腕・近藤真一（その後中日）の前に本塁は遠く、0ー8で敗退。
☆早稲田佐賀高校
2017年夏に出場。初戦は聖心ウルスラ学園（宮崎）との九州対決となりましたが2ー5で敗戦、聖心ウルスラ学園に甲子園初勝利を献上する結果になりました。