甲斐の立場からすると平均OPS.721の強打のチームにいる限り捕手としての実力は世間には認知されない。
そこで平均OPS.658の貧打チーム巨人に移籍して自分の本当の力を試したいのでは。実際、WBCではヤクルト中村に完敗したし。
巨人の球団別防御率 通算2.49(阪神2.50)
横浜 2.07(対横浜16勝8敗)
中日 2.12
広島 2.42
阪神 2.68
ヤクルト 2.94
甲斐が巨人を選んだ理由は、巨人投手陣が横浜に圧倒的に強い事ではないか。 この投手陣で横浜にリベンジしたい気持ちは理解出来るし、返り討ちに遭えば自分の実力が分かるし。
甲斐にとって一生残るであろう【日本シリーズ惨敗のトラウマ】を解消するにはこれしか無いだろう。横浜に負けたのは俺のせいでは無いと確認するために。
正捕手FAの場合、投手陣が引き留め工作の先頭に立つ
のが普通なんだけど、甲斐についてはどうだったのかな?
それが無かったとすれば甲斐が傷ついたのは間違い無いだろう。そもそも争奪戦にならなかった事自体で傷ついた上に。