余談3。
鈴木誠也の1年目。
「凡退すると人を殺すような目になる」。
あるコーチがそんな証言をするほど、誠也は1打席の凡退に尋常でない悔しがり方をした。
1年目でも二軍戦でも関係ない。
「俺には時間がない」。
「1打席1打席が勝負」。
誠也は貪欲に結果を追い求めた。灯りの消えた室内練習場ではいつまでも誠也のバットを振る音が響く。
広島でプロになった誠也にはそれだけの覚悟があった。
誠也があれ程のスーパースターになったのは素材だけではない。覚悟と猛練習があったから。カープに入団した選手達!こんなに素晴らしい先発がいた事を忘れずに死にものぐるいで取り組んで欲しい。
みんな頑張れ!