戦力の底上げを数字で確信することは難しい。
それは突然変異の如く覚醒するものではなく課題を解消しながらじわじわ強くなって来るからだ。
時折、目覚ましい結果を見せたとしても安定させるまでは信用できない。
だからいきなり圧倒的なパフォーマンスを見せる即戦力補強に目が行ってしまう。
古来日本には「石の上にも三年」ということわざがある。育成期間のメドを表した我慢して育てるのは三年ということ。
三年で育たなかった時が一つの見切る判断時期でもあるのだろう。
今は高卒三年目でほとんと育つことは無い。
この非効率な育成結果から高卒新人を支配下で獲得する時代の終わりを感じる。
支配下ドラフトは大学、社会人のみ。
高卒は育成契約のみ。
その判断をする時期に来ていると思う。