長文です。暇で田村推しの人はどうぞ。
高校時代の田村俊介。
すでにスイングスピードは164キロでこの数字はプロでも一流だった。
バットは重量感のある900グラムちょっと。決して強く振ろうとはせず、捉えるポイントをしっかり見据えて、柔らかくヘッドを走らせてインパクトで弾き返す。
一連の動作に無駄がないから、重いバットも軽く見える。
田村のバッティングは若かりし頃の掛布雅之だ。
足首から上に向かって巻き上げるような連動によって体に巻きつくようにバットが振り出され、左手の押し込みと右手の引きで豪快なフォロースルーへとつなげる。
「突き抜けたセンスを持った者はより高い次元に置いた時ほど輝きを増す」。
高い素材と潜在能力を持つ田村。来季こそはその本領を発揮して大活躍して欲しい。頑張れ田村!