奥川1軍にヤクルト慎重な姿勢。
ヤクルトでは2017年に、ドラ1の高卒ルーキー寺島を1軍キャンプに抜擢も、練習に付いていけず左足太もも痛め、2週間で2軍落ち。その後左肘痛も発症し、2軍公式戦初登板が8月までずれ込んだ。この時の2軍監督は高津監督。奥川に対して慎重を期したくなるのも無理はない。
球団関係者は「1軍キャンプは周りのレベルも違うし、報道陣やファンの数も段違い。無意識のうちにプレッシャーを感じて力が入ってしまいケガにつながる可能性をある。奥川が1軍に行ったとしてもほとんど別メニューになるし、客寄せ以上の意味がない」と指摘。
今月末にも下される高津監督の判断に注目が集まっている。
また、奥川自身も自分がまだまだ未完成であることを自覚していて、まずはプロ野球で通用する体づくりをしたいようだ。将来球界を代表する投手になるであろう奥川、大事に育ててもらいたい。