ヤクルトは11日、前マイアミ・マーリンズのマイケル・バウマン投手(29)と契約合意したことを発表した。背番号は「58」に決まった。
バウマンは球団を通じ「ヤクルトスワローズへの入団が決まり大変嬉しく思います。熱くて忠実なファンを持つ、由緒ある球団でプレーすることが非常に楽しみです。チームの勝利を最優先し、貢献できるように全力を尽くします。日本で皆様とお会いすることが待ち遠しいです」とコメントした。
バウマンは2017年のMLBドラフト3巡目でオリオールズに入団すると、2021年にメジャーデビュー。今シーズンは移籍を繰り返し、オリオールズで17試合、マリナーズで18試合、ジャイアンツで1試合、エンゼルスで10試合、マーリンズで11試合と、計5チームで57試合に登板し防御率5.55の成績。
現地時間9月19日のドジャース戦では、7回表に4番手として登板。大谷翔平に外角への変化球をはじき返され、「50−50」達成となる今季50本目の本塁打をレフトスタンドへ被弾していた。メジャー通算134試合登板と実績は十分で、新守護神候補として活躍が期待される。