マー君は軟投派に転向か
ヤクルトは石川といういい見本がいるからな
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新天地を求めるのは現役を続行するため。日米を股にかけた右腕の心意気に、ヤクルトが早くも獲得への動きを見せたが、球界内のほとんどが静観している状態だ。実際に強固な先発陣を誇る阪神などは獲得に消極的な姿勢を示している。そうした編成上の兼ね合いで見送る球団ばかりではなく、根本的な要因には「衰え」があるという。
2021年にヤンキースから楽天に復帰して以降、4年間で20勝。シーズン24連勝の金字塔を打ち立てた13年のような活躍を求めるのは酷としても、プロの目には厳しい評価を下されている。日本球界復帰後から田中将の投球をチェックしてきたパ・リーグのスコアラーの一人はこう打ち明けた。
「マー君は全盛期に比べ、三振を取るスタイルから打たせて取る『軟投派』になりつつあります。そうなると制球力がプロで生き延びる生命線になりますが、その精度が一向に上向く気配がないのです。」