田中将大獲得へヤクルト資金捻出
大量4助っ人放出の相関関係…結果残した優良株までバッサリ
ヤクルトはこのオフ、ヤフーレ、サイスニード、エスパーダの助っ人3投手に加え、21日にはロドリゲスも自由契約にした。中でもヤフーレは先発として今季5勝10敗、防御率3.34。終盤5試合は安定した投球をしていましたからね。
今季2年目のロドリゲスもそうです。先発としては結果を残せず、5月上旬に二軍落ちしたものの、7月に中継ぎとして一軍復帰するや、9試合連続無失点を記録するなど、人が変わったように好投を続けた。2人とも26歳と若く、伸びしろも期待できた。条件面で折り合いがつかなかったのか、あるいは田中獲得資金を捻出するために自由契約にせざるを得なかったのでは、との声も聞こえてきます。ヤクルトは今、ソフトバンクからFA宣言した石川柊太の獲得に乗り出しており、補強費が必要ですから」(球界関係者)
自由契約になった助っ人4人の年俸総額は、約5億2000万円。
「田中は年俸1億5000万〜2億円程度で契約できるでしょうけど、大きな出費であることに変わりない。結果を残した助っ人を放出してまで田中を取りに行くわけですから、それだけ本気なのでしょう」