エチェバリア、ロメロに残留要請、FA権取得の石川とはこれから交渉。
FA補強には消極的、若手の突き上げに期待。
ロッテ・河合克美オーナー代行兼社長が16日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムでシーズンの総括を行った。今季チームを2位に導いた井口資仁監督について「僕たちはどういうチームになりたいか。それを監督に委ねているわけですから。監督としてまっとうしてもらわなきゃいけない」と来季の続投を明言した。
他球団で国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たした選手の獲得については「理想的にはFAで補強しないで、下が育ってきてという形になっていくのが一番いい。(FAは)一切しないかというと分からない。ただ、基本的には今の若手を鍛え上げて強くしたい」と現有戦力のアップを強調した。
現時点で所属している外国人選手とは来季も契約する方針。ロッテと2年契約の最終年だったブランドン・レアード内野手とは交渉中で「基本的には残留の方向で話は進めてもらっています。できるだけ早い段階で報告できるようになる」と残留に自信をみせた。来年1年目のアデイニー・エチェバリア内野手、6月に入団したエンニー・ロメロ投手にも残留を要請している。
10月に国内FA権の取得条件を満たした石川歩投手とは、これから話し合う予定だ。