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越中山田(えっちゅうやまだ)駅。 富山県南砺市 JR城端線。
※県内では富山市に次ぐ主要都市・高岡市の高岡駅を出発したJR城端線は、チューリップ栽培で有名な砺波平野を南下して城端駅へ至る約30kmのローカル路線です。車窓に広がる散居村の長閑な風景を堪能しながら進み、終点の じょうはな(城端) 駅のひとつ手前の駅がこちらの越中山田駅。その散居村の只中に位置する線路1本ホーム1本のごく小さな無人駅です。駅舎はなくホーム上に待合スペースがあるのみ。
城端駅行きの2両ワンマン普通列車が発車していきました。列車のこのえんじ色に白色帯という塗色は現在では見られませんが、国鉄時代から長らく使用され続けられているこの型の車輌は塗色変更を経てこの令和の世でもいまだ城端線では健在な様です。
南砺市からの甲子園出場校。
☆南砺福野高校
2009年夏に春夏通じて甲子園初出場を果たした県立校。甲子園では初戦で甲子園常連校の奈良代表・天理高校と対戦、1ー15と大敗を喫しました。初回にいきなり7失点すると終盤にかけて失点を重ね計15失点、甲子園の洗礼を浴びたという形に。今秋の県大会では1勝を挙げています。
甲子園大会では近年苦戦が続いている富山県勢。今夏は県立富山商業高校が2年連続の甲子園出場でしたが、昨夏に続いて初戦を突破できませんでした。
2023年2024年と県内で活躍が目立つのは、県立富山北部高校。1969年に春夏連続で甲子園に出場し通算2勝を挙げている高校ですが、それ以来甲子園から遠ざかっています。しかし、2023年は春が県8強、夏が準優勝、秋が県2位で北信越大会出場、2024年は春が県16強、夏が準優勝、秋が県2位で北信越大会出場、と上位争いにからむ活躍を続けています。また、2021年センバツ大会出場校選考にあたり水橋高校との2校連合チームで、2024年センバツ大会出場校選考にあたり富山北部単独チームで、それぞれ21世紀枠北信越地区推薦校に選出されました。先述の通り夏の県大会連続準優勝等、1969年以来となる甲子園出場にあと一歩のところまで来ています。来春のセンバツ大会出場校選考にあたり富山県推薦校に2年連続で選出された富山北部高校、56年ぶりの甲子園復活出場となるか今後の出場校選考が注目されます。