>>28331
玉来(たまらい)駅。 大分県竹田(たけた)市 JR豊肥本線。
※熊本市と大分市、2つの県庁所在都市を結ぶ豊肥本線。熊本駅を出発した豊肥本線の列車はほぼ東へ進み、阿蘇の西側外輪山をスイッチバックで越え阿蘇カルデラ内に入ります。カルデラ内を更に東へ進み今度は阿蘇の東側外輪山にぶつかると、こちらはスイッチバックではなく東側外輪山の斜面を一気にダーッと下って行く感じで、豊肥本線沿線の主要都市・竹田市に到達します。こちらの玉来駅はその斜面をほぼ下り終わって竹田市の中心部に近づきつつある、という位置にありますが、竹田市の玄関口で中心市街地内にある隣の ぶんごたけた(豊後竹田) 駅へはまだあと3kmほどあります。険しい山間部からは抜けた所の駅ではあるものの、市街地からは外れており人家は少なめで長閑な雰囲気。普通列車しか停車しない小さな無人駅で駅周辺は閑散と。駅舎はなかなか立派なつくり。
JR九州名物・駅名標のイラストは、名所案内にある扇森狐頭稲荷神社にちなんで鳥居と狐。駅名標の枠も鳥居風。名所案内にある「祖母傾国定公園」の「祖母傾」は「そぼかたむき」と読みます。お婆さんが傾いているみたいな名称ですが、大分県と宮崎県にまたがる、祖母山と傾山を中心とする国定公園とのこと。
先般終了した秋季九州大会。大分県からは、県1位で別府市の明豊高校、県2位で宇佐市の柳ヶ浦高校、の両私学が出場しました。
明豊高校は初戦で鹿児島2位・鹿児島実業高校に敗れましたが、柳ヶ浦高校は佐賀1位・龍谷高校と福岡2位・育徳館高校を下して2勝を挙げ4強入り。準決勝では沖縄2位の新鋭・エナジックスポーツ高等学院に2ー4で敗れた柳ヶ浦高校でしたが、4強入りということで来春のセンバツ大会出場が濃厚に。春夏通じて甲子園に10回出場し通算8勝の実績をもつ大分県内強豪私学の一角が2005年以来20年ぶりとなる3回目のセンバツ大会復活出場を果たしそうです。