>>28060
滝野（たきの）駅。　兵庫県加東市　JR加古川線。
※ホーム1本線路1本の簡単な構造しかもたない無人駅で、昼間は上り下り共に1時間に1本だけ1or2両編成の電車が発着するにすぎないというようなひなびた駅なんですが、駅舎はやたら立派で駅前ロータリーもきちんと整備されています。
駅周辺は山間部ではありませんが、大きな市街地からは相当離れていることもあって農地と住宅とが混ざり合う、たいへん長閑な雰囲気。当駅から徒歩15分で、兵庫県随一の大河・加古川の中流部にある景勝地である闘竜灘に行けます。闘竜灘は、大相撲元関脇・闘竜の四股名の由来となっていて、奇岩が重なり川の流れが激しくなっているというところ。実際には滝野駅の隣　たき（滝）　駅からのほうが近い様です。

加東市の高校で甲子園出場経験があるのは、県立社高校。春夏2回ずつの出場で、甲子園通算4勝。2004年春（当時の所在は加東郡社町　2006年、合併で加東市となり消滅）に春夏通じて初の甲子園出場を果たすといきなり4強入り、そして強豪犇めく兵庫にあって2022年夏から3季連続の甲子園出場というのは特筆ものです。主なOBに森脇浩司（前・オリックス監督）。
今秋の兵庫県大会で社高校は、播淡地区予選を勝ち上がり県大会に進出。県大会1回戦は突破しましたが2回戦で伏兵・県立西宮東高校に5ー6（延長10回サヨナラ）で敗戦、県32強止まりというよもやの結果に終わり、2023年夏以来となる来春の甲子園帰還は絶望的な状況です。