>>24887
出雲坂根（いずもさかね）駅。　島根県仁多郡奥出雲町　JR木次線。
※廃線の危機に瀕する木次線。その末端部、列車本数が非常に少ない出雲横田駅⇔備後落合駅間にある、山々に囲まれた無人駅です。三段式スイッチバックと駅構内に湧き出る銘水の「延命水」で知られます。延命水は、信楽焼のたぬきの親子（？）が番をしています。私もたぬきに「飲ませてね。」ってちゃんとことわってからいただきました。2009年に下車した時の写真ですが、この直後に駅舎が改築された模様。ここから隣の　みいのはら（三井野原）　へ向かう木次線の線路は、この出雲坂根駅を出ると戻って進んでのスイッチバックで標高を稼ぎ、最終的には左下の写真の右上にチラっと写っている橋梁を見下ろすほどの高さにまで登っていきます。

奥出雲町がある島根県南部・中国山地の山間部に所在する高校で過去甲子園にやってきたのは、県中南部・飯石郡三刀屋町（2004年、合併で雲南市となり消滅）の三刀屋高校が1978年夏に、と県南西部・鹿足（かのあし）郡津和野町の津和野高校が1990年夏に、の2例。ですが、夏の島根大会で決勝まで行ったもののあと一歩だったという事例がけっこうあります。
・川本高校：1987年（現・石見智翠館高校、当時の江の川高校に7ー8で敗退）
・矢上高校：1997年（浜田高校に1ー2で敗退）
・大東高校：2015年（石見智翠館高校に6ー12で敗退）
・飯南高校：2022年（浜田高校に4ー9で敗退）
といった具合。
2023年秋の島根県大会では、矢上高校が県2位、津和野高校が県4位、飯南高校が県8強、と上位に食い込んだ山間部の高校が目立ちました。
＊川本高校は2009年に邑智（おうち）高校と統合され、現在は島根中央高校となっています。