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観音寺（かんおんじ）駅。　香川県観音寺市　JR予讃線。
※2006年下車。香川県西部の主要都市・観音寺市の玄関駅です。高松方面からやってくる普通電車は、この観音寺駅止まりの便が多く、この先新居浜・今治・松山方面行き普通電車は便数がやや少な目になります。看板に「銭形の街」とありますが、その銭形は市内の有明浜という海岸の砂浜に描かれた周囲345mという巨大な寛永通宝の砂絵。観音寺市随一の観光名所になっており「これを見た人はお金に不自由しない」との言い伝えがある様です。
停車中の電車は共に観音寺駅始発の便で、発車待ち中。左が伊予西条行き2両ワンマン電車、右が瀬戸大橋を渡る岡山行きの普通電車です。
もちろん駅舎も立派で客待ちタクシーも多数。2006年当時は写真の通り、「Big Kiosk」というコンビニタイプの売店が入居していました。現在ではセ◯ンイレブンに衣替えした模様。JR西日本とJR四国は、キヨスク及び駅ナカのコンビニが全部セ◯ンイレブンになってしまって、なんというかちょっと面白くない。セ◯ンイレブンなら家の近所にもあるし（←個人の感想です）。

観音寺市といえば、県立観音寺中央高校。
1995年春に春夏通じて初の甲子園出場。1回戦で大分・藤蔭高校を4ー2で下して見事に甲子園初勝利を飾るとここから勢いを増し、2回戦では神奈川・東海大学相模高校を6ー0、準々決勝では石川・星稜高校を6ー4、準決勝では岡山・関西高校を13ー6、と強豪私学を次々になぎ倒し決勝進出。決勝では伝統校であり強豪校の千葉・銚子商業高校を4ー0で倒して初出場で初優勝の快挙を達成、強烈な印象を残しました。続いて同年夏の甲子園出場も勝ち取ります。夏の甲子園初戦では栃木代表・宇都宮学園高校（現・文星芸術大学付属高校）を8ー6で下しましたが、続く2回戦で神奈川代表・日本大学藤沢高校に3ー4（延長11回サヨナラ）で敗れ、甲子園を後にしました。以後甲子園出場が無いまま、2017年に三豊工業高校との統合で観音寺総合高校が発足、「観音寺中央」の校名は消えてしまいました。観音寺総合としての甲子園出場は今のところ果たせていません。今秋の県大会で観音寺総合高校は4強入りしたものの3位決定戦で敗れて県4位となり、惜しくも四国大会出場圏内には入れませんでした。