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波止浜（はしはま）駅。　愛媛県今治市　JR予讃線。
今治市の中心市街地からはずれた所に位置する、ひなびた小さな無人駅。俯瞰すると、駅舎を覆い隠す勢いの樹木が印象的、ソテツの木も植えられています。駅周辺には人家が多数。高松始発松山行きの2両編成長距離普通電車が停車中。
波止浜はかつては製塩で栄えた地だそう。瀬戸内海沿いに「波止（はし）」と呼ばれる塩田が広がっていた地域で、波止がある浜という所から波止浜という地名になったとのことです。現在塩田は姿を消し、跡地には造船所が建設されています。

今治市からは今秋の四国大会に今治西高校が県2位校として出場しました。初戦は香川3位・高松中央高校を13ー0（6回コールド）で下し、続く準々決勝では四国大会優勝校・高知高校と対戦。背負った3点差を6回表に追いつくも8回裏に一挙7失点で3ー10、8回コールドで敗退という結果でした。
今治西高校は、甲子園通算出場回数では愛媛県内1位・松山商業高校の43に次ぐ27、甲子園通算勝利数では愛媛県内1位・松山商業高校の81に次ぐ34、愛媛県屈指の高校野球強豪校です。1995年春の甲子園4強入りの立役者・藤井秀悟（ヤクルト→日本ハム→巨人→DeNA）、2007年夏の甲子園8強入りの立役者・熊代聖人（西武）等、多数のプロ野球選手を輩出。これまで春14回夏13回甲子園にやって来ています。初の甲子園は旧制・今治中時代の1918年夏（米騒動の為大会は行われず）でした。2000年代に入ってからも2回の甲子園春夏連続出場を含めて春7回夏6回出場しています。しかし、済美高校、松山聖陵高校、新田高校、帝京第五高校、聖カタリナ学園高校といった私学勢の台頭もあるのか、春夏連続出場した2015年以来甲子園出場がありません。今回の四国大会の結果からすると、来春のセンバツ大会出場もかなり厳しそうです。