『今年ダメなら、沖縄でパイナップル畑でもやります』と背水の陣で挑んだリチャードが、開幕スタメンをつかもうとしている。

課題は明確だった。「速球に振り遅れない事」と「ボールに手を出さない事」速球対策では、打撃練習で常に１メートル前に立ち、投手との距離を縮めて始動を早くした。

ボール球対策は、メンタル面だ。『打ちたい、打ちたい』の気持ちが強すぎたことが原因だが、師匠の山川から『明日死ぬと思ってみろ。一打席の結果なんてどうでも良い。そんなことに一喜一憂するより、自分がやるべきことに集中することだ』とアドバイスされ、考えがガラリと変わった。

インタビューを見ていても、去年までは「チャラチャラした浮ついた」印象があったが、今年はどっしりしている。山川との毎日１０時間の猛特訓が『これだけやって打てなければ仕方ない』と自信と開き直りを産んでくれたのだろう。

ホークスの先輩・門田博光、ミスター赤ヘル・山本浩二は、二人とも通算本塁打500本以上のレジェンドだが、意外と遅咲きで30歳以降のホームランが400本近くある。

リチャードは、まだ25歳。歴史に残るスラッガーになってくれるかもしれない…。

>>446064
昨日も田中正義のストレートを捉えたと思いましたが紙一重でしたね
２戦連発はまぐれではなくキッチリした技術の裏付けがあるホームラン
リチャードを現役ドラフトなどに出さなくて良かったですね

>>446064
何処を守らせるかですね。
指名打者は早過ぎだと思いますし
サード栗原、ファースト山川の争いになりますかね。