山川、ドスコイを50回は見たい! (ID:MzY2OTd)
南海ホークス物語22

水島新司先生は、元々阪神ファンだったらしい……人気漫画の「あぶさん」も最初、阪神に持ち込んだが「酒飲みの野球選手など有り得ない」と断られた。

仕方なく南海・野村監督に相談した所、「酒飲みは持久力はないが、代打ならいけるかも知れんぞ」と許しを得て、南海に入団させた経緯がある。 ストーリーは、飲酒癖で一般社会からはみ出した野球選手「あぶさん」こと景浦安武が、岩田スカウトと野村監督に拾われる所からスタート……「酒」と「隣人」を大切にする景浦の生き方が共感を呼び野球漫画としては異例の大人気となった。

数々の名場面があるが、私の中のベストは初期の作品「縄のれん」…… 試合で1点を追う南海は、終盤一死満塁の同点・逆転のチャンス。野村監督は、代打のあぶさんにスクイズのサインを出す……ところが、サインを見落とし三塁ランナーは本塁憤死……残った一二塁のチャンスにも、失敗を引きずったか三振して、チームは敗北。

落ち込んで近所の居酒屋の「縄のれん」をくぐった景浦。近くの席に、対戦相手の太平洋の 江藤監督と土井がいた……試合を思い出し、まだ後悔して一人飲んでいるあぶさん……気づかないふりをした江藤監督が、景浦に聞こえるような声で土井にアドバイスする。

「お前は、ほんまに頭が悪い。だが頭が悪いだけに切り替えが早い……その点が、ええぞ……それに比べて、あの南海の阿呆は、スクイズの失敗をいつまでも引きずってその後のチャンスも三振しよった……まだ、二人もランナーが残っていて、チャンスは続いていたのに……お陰で、うちのチームは助かったけどな…… 『人生はあなざえる縄の如し』と言ってなあ、ええ事があれば悪いこともある。いつまでも失敗を引きずらず、気持ちを切り替える事が大事なんや……飲み屋に掛かっている「縄のれん」はそれをくぐる事によって客が、その日の悪いことを全て忘れて、明日に向かう元気を貰う為にくぐるんや……」

漫画から、人生を学ぶ事もある……
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⚾️好きな選手:牧原。今日から山川
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