山川、ドスコイを50回は見たい! (ID:Yzg4ZDV)
南海ホークス物語C

プロ野球歴代1位の1773勝・鶴岡一人監督、2位の1684勝・三原脩監督……昭和30年代の南海・西鉄戦は、プロ野球二大監督の激突であり、パリーグの黄金カードとして大人気を集めた。

その熱戦は、両チームのエース・杉浦と稲尾の対戦成績が、29勝29敗だったという事からも、その実力伯仲ぶりを御想像頂ける事だろう……大阪・平和台の同カードは常に満員御礼。ある試合では、通路はおろか、バッククリーンにまで観客を入れ様としたほどであった。(さすがにこれは三原監督の反対で実現しなかった…)

二人の監督を比較すると、レギュラーシーズン勝率は、鶴岡6割0分9厘に対し、三原が5割3分7厘と南海の強さが上回っているが、日本シリーズでは、鶴岡2勝7敗、三原4勝1敗……普段は強い鶴岡野球も、大事な所でやられていた感が否めない。その原因は、どんな所にあったのだろうか。

昭和37年、三原は娘婿の中西太が西鉄の監督になる時、こんな話をしたという……「なあ、太、監督になるに当り、ひとつだけ覚えておけ……味方の選手は誉めても、敵の選手は絶対に誉めるなよ……考えてもみろ。お前にしたって、豊田や稲尾にしたって、オールスターで鶴岡監督に誉めて貰ってから、グーンと成長したろう……敵の大将に誉められると、選手は育ってしまうんだ……だから、誉めるな……」 中西は、義父の恐ろしいばかりの勝負師ぶりを改めて感じ、背筋が寒くなった気がしたと言う。

良い選手を見ると、敵味方関係なく声をかけてしまう鶴岡監督……先発情報なども、親しい新聞記者にはサービス精神で、ついつい漏らしてしまう事もあった……勝負師としては、確かに甘い所かもしれない……

しかし、この甘さが彼の人間的魅力であり、多くの選手やファンがついて行った最大の理由の様な気がする……
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⚾️好きな選手:牧原。今日から山川も
就活編集削除⚽水戸vs清水🕑

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