「長嶋茂雄賞」が新設されることが決定したようですね。
「公式戦で、走攻守で顕著な活躍をし、グラウンド上のプレーにおいてファンを魅了する等、日本プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した野手」とされています。
具体的な基準はこれから検討されるようですが、選出された時に皆が納得するような客観的な基準が制定されるといいですね。
そして「走攻守」というのは、3つとも満たすということではなく、いずれかということでしょうね。
もういなくなりますけれど、3つともなんてなると岡本なんて事前の書類選考落ちになってしまいます。
ただ、「グラウンド上のプレーにおいてファンを魅了する」とか「文化的公共財としての価値向上に貢献」というのは、数字では表しにくいと思います。
考えてみれば「長嶋茂雄」という人自体が、数字で語る人ではなかったのですから、これも仕方ないでしょうね。
「長嶋茂雄賞」ができたということは、いずれ「王貞治賞」もできるでしょう。
その時は逆に「王貞治」と言えばホームランということを考えると、ホームラン王とどう違うんだということに悩みそうですね。
私は「長嶋茂雄賞」の1つの要素にオールスターでの得票を入れればいいと思います。
ただし、要素の1つです。
「澤村賞」で言うならば7項目(来年から)あるその1つにオールスターの得票を入れる感じです。(別にトップでなくてもいい)
そういうと組織票だ等という話も出ますが、長嶋茂雄というイメージにファンの支持は外せないし、成績とあまりかけはなれた得票だったら選考委員がウエイトを考慮すればいいわけです。