どちらにしても井上監督にとってやりにくいシーズンだったのは確かだと思います。そこに関しては凄く気の毒に思っています。
前監督が666で、後輩に当たる井上監督にしてみれば自分が1年目でスパーンとAクラスに入ればミスタードラゴンズのメンツを潰す事になるのではと苦悩もあったはず。球団からしてもなるべくならその顔に泥は塗りたくないでしょう。
今の若い人にはそんなの関係ねーだろと理解し難いかもしれませんが、昭和の人間から見れば井上監督の心中は察して余りあります。ましてや体育会系の世界だから余計に。
真剣勝負ですし、この時代にインチキの類など有り得ませんが、何となく脳裏にチラついたのは仕方ない事かなと思います。
だからこそ年長の実力者か、前監督とは何のシガラミも無い外部からの招聘が望ましかった。しかし白羽の矢が立ったのは井上監督。これに関しては、やはり元凶は球団に有りと思っています。666を残した立浪さんもアカン。いろいろキツ過ぎるて。
私も井上監督の采配については散々文句をブータレてきました。先輩への忖度や球団の意向などどこ吹く風で、強気でガンガン遠慮なくやって貰いたかったから。
球団としても、今年は前監督の顔を立てつつファンの不満も少し解消させられる最下位脱出か、Bクラス筆頭の4位辺りがちょうど良い落とし所だと目論んでいたのではないでしょうかね。それでいて観客動員は右肩上がり。
勿論、以上の事柄は何の根拠もない憶測で私の邪推です。単にドラゴンズが弱すぎてAクラス入りする実力が無かっただけなんだと思います。 ただ、再三のチャンスがありながら図ったかのようにそこに向けて着地しようとしているのが気に食わない。
本当に今年は肝心な所でタワケた采配とトロい負け方が多くてイラ立ちましたが、来季こそは監督としての急成長に期待しています。井上監督にとって来シーズンは進退を賭けた勝負の年。仮面と足枷を外して遠慮なくやって貰いたい。
それでも何も変わらずタワケた事してズッコケるようなら私の目が間違っていたと諦めるので、その時は潔く退きましょう。球団幹部にも万年Bクラスの責任を取らせて道連れにして貰いたい