昭和スタイル
No.6315
サラリーマン時代によく出て来る言葉に「戦略」というものがあります。
特定の目標を達成するために、現在のリソースや状況から、その目標に到達するための方策が戦略ってわけですね。
そうなると、目標をどう設定するかによって、その戦略というのは変わってくるわけです。

我々、ファンからすると、その「目標」はやっぱり日本一、あるいは連覇をする常勝球団にするというのもあるかもしれません。
そのための「戦略」と考えると、巨人でしたら投手力はそれなりのものがあるので、打力の強化というのが戦略の1つになるでしょうね。
その戦略を進めるための戦術は色々とあって、優秀な打撃コーチの招致、ハイパワーな外人選手の獲得、FAで実績のある選手の獲得、表に出ていない(出てるとくじ引きになってしまう)素材の発掘等々ですね。

なんでこんな話をしたかというと、「では、球団もファンと同じ目標を持っていますか?」ということなんです。
もしも、球団が社内で設定している目標が「親会社の知名度アップ」「収益の確保」だったりしたらどうでしょう?
日本一は必須ではなくなりますね。
いま監督の去就がどうなるだろうと話題になっている低迷している球団、まあ中日なんですけれど、そこが「収益確保」を目標に設定していたら?

現在、バンテリンの集客充填率はセ・リーグのトップの97.1%で、巨人の90%の上を行ってるわけです。
おまけに来年の選手年俸は高年俸の選手は下落必至で人件費もダウンできます。
つまり「目標達成に向かって、着々と進んでいる」状態なわけです。
実際はわかりませんよ。
球団を経営するからには、それなりの矜持もありましょうから。
ただ、時々、球団とファンは目指すところは同じなんだろうね、と念を押す必要があるのかなと。

その点、巨人はわかりやすくて間違いなく日本一を目標にしていてファンと同じでしょう。
巨人こそが読売の命綱だからです。
古豪であってはならず、常に球界のトップになっていないといけないからです。
そういう意味では、球団は日本一から遠ざかっている現状に危機感を持っていると思います。
ただ日本一という目標に到達するための戦略、戦術をやたら間違っているだけなのです。
それが一番の問題やんってとこですけど。




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