中村奨成物語

広島で生まれ育った、中村奨成にとって、カープはとても身近な存在で、常に憧れていた。小さな頃から野球をやってきた中村少年は、学校でも当時カープの選手だった栗原健太や前田健太の下敷きを使っていた。

地元の強豪・広陵高校に入り、高校３年最後の夏の甲子園では大会新記録となる1大会6本のホームランを打った。

大好きで憧れだった、カープに入団し、今度は子供たちに夢を与える立場にかわった。

子供の頃に入っていた地元の少年野球チーム「大野シニア」からは「奨成がカープに入ってから入部する子供たちが増えたよ」と嬉しい知らせが届く。毎年必ず年末年始には顔を出して子供達に声掛けをしている。

少年時代、家族でマツダスタジアムの砂かぶり席でカープを応援観戦
その試合は天谷宗一郎氏が逆転サヨナラホームラン。

ヒーローインタビューが終わり、砂かぶり席の前を通る天谷さんと中村少年はハイタッチをしてもらった。

解説の安仁屋宗八さんは「今日球場に足を運んだファンの方は凄い良い試合を見たと思いますね」とコメントを残した。

今度は中村奨成が野球少年達の前で打って走って守って子供達に夢を与える立場だ

頑張れ中村奨成