「強くなるために何が必要かを見つめ直す期間に」。カープOB、大野豊氏が来季に向けた期待を語る。
若手に機会を与えた打線。来季は起用法にも工夫を。戦いながら育てていくことは大切です。しかし、「ただ打席を与えるだけ」では選手は育っていきません。「こういう状況、シーンの中でどうすれば良いのか」。「自分の役割は何なのか」も頭に入れながら、作戦の中の1つとして起用しても良かったのではないかと感じました。
若い選手たちの中には、まだまだ精神力が身についてない選手もいるのではないかと思います。チームのため、自分のため、足りないものや弱点を鍛え抜くという気持ちで取り組んでいく必要があるでしょう。そうした取り組み、鍛錬が成長につながりますし、後々自分を助けてくれるものです。若手の底上げには大いに期待しています。頑張れ若鯉たち!