選手時代、練習嫌いを装っていたが、夜遅くまですごく努力していた新庄監督。
日ハムの監督となり、北山投手が心身ともにきついことを分かった上で、どんな状況でも投げさせることを決めていた。
審判に交代を告げた後、マウンドで投球練習をしていた北山投手の方へ歩み寄り、観客席を指さしながら言った。「これだけのファンが残って見ているんだ。乗り越えていけ」。
起用してくれた男気に、北山投手は気持ちが高ぶらないわけがなかった。「一歩も引かずに行くと決めていた」。
この日、投じた23球は、相手をかわす変化球ではなく全て気迫のこもった直球だった。リードを守った北山投手は、ベンチで新庄監督に迎え入れられた時、目に涙を浮かべていたという。正しく新庄マジック。
見せる野球を追求し、ファンを楽しませることを第一に考えている新庄監督。新井監督はファンを楽しませる野球をしていますか?苦痛しかない!