森下が先発の日は宇草も合わせてスタメンでお願いしたい。20日の巨人戦のヒロインで森下が語っていた「自分が投げる試合は基本的に宇草は打ってくれるので」との信頼に満ちた言葉は入団同期の絆を感じさせた。
　また、中日からホームで3試合完封された屈辱も晴らしたい。明日は先発が予想される九里の初勝利を付けることが大事。柳、涌井は巨人戦で投げてるからこのカードでは来ない。開幕投手対決の巡り合わせから解放されて待望の1勝を挙げたい。ヤクルト戦で8得点した余勢を駆って援護してほしい。
　鯉のぼりの季節からの反転攻勢に期待したい。

　田村がオープン戦で3本塁打したこともあり、公式戦に入っても我慢強く使われて来たが目立った活躍ができないのを尻目に宇草や二俣が少ないチャンスを生かして本塁打を放って結果を出している。宇草は大卒5年目で後がない危機感、二俣は育成から這い上がって来たバイタリティが後押ししているように思え、清々しさも感じる。
　一方、堂林は4番に起用されて来たが、バントをし、勝負所で代打を出され、内野ゴロで怠慢とも思える走塁をした。
　選手は期待して起用を続けることも大事だが、思うような結果が出せない時は別の選手に切り替えることもチームに躍動感を与えるのだと思う。決して田村や堂林に期待しない訳ではない。彼らの活躍が欠かせないと思うからこそ、与えられた機会に慢心することなく、低迷から抜け出してほしい。

神宮は鬼門なのか。矢野の件があっただけに試合でやり返してほしかった。でも、黒原の好投。二俣の本塁打と収穫はあった。

島内に付き合うのやめようよ。杉田の方がマシな気がする。

　辛いことがあったとき、4月12日の巨人戦で1イニング7失点した九里の気持ちを考えてみた。味方の2点のリードをひっくり返されて逆にリードを奪われてもマウンドで敵に対峙し続けなければならない気持ちは凡人の私には分からない。それでも自分のやれることをやり尽くしてマウンドを降りなければならない立場を自分に重ねることはできる。
　九里は1週間後、同じ相手に6回無失点の好投を見せることになる。前回の結果を切り替えて、次の試合に臨む姿勢まで持っていくのも並大抵のことではないと思う。
　九里に勇気をもらって明日に立ち向かうこととしたい。