思えば、SBには技術云々ではなく、戦わずして気持ちの段階で既に負けていたということかと。
断トツでリーグ優勝して、クライマックスも楽々突破したがゆえに現状の結果に満足してしまい、日本シリーズに出場して戦い、勝利することの重みを軽んじていたのではないか。
逆にSBは日ハムに追い詰められ、最終戦でなんとかもぎ取った日本シリーズ出場権。そりゃ気合いの入りようも違うわな。
本当の勝者のメンタリティは、なんとしても勝つという強靭な精神力を持つ者だけに宿るもんやと思う。無様に負けといて、悔しくないだとか胸を張って「セリーグ優勝」を報告しますだとか、そういうコメントをしてる時点で負けであり、まさに勝てなくてもいいという気持ちが浮き彫りになっているではないか。
監督がそんなんやから、選手もヘラヘラ笑うやつもいるし、ゆるい雰囲気が蔓延するわな。
ホンマに悔しかったら石井のように涙して、言葉にもならんはずや。岡田さんも気丈に振る舞っとったけど、言葉に詰まっとったわな。
来季、断トツ最下位にならんことだけを祈るわ。
(それで藤川が辞任するなら、個人的には構わんけど)