32789脇道逸太 2025/12/12 11:05 (ID:NDE1NTk)
日大三高校を2度の甲子園優勝に導き、今夏は高校日本代表を指揮した小倉全由氏が10.11日、の2日間甲府市内で山梨学院野球部を指導した。
強打の日大三をつくり上げた名将が「タイミングの取り方」などを手取り足取り指導。練習終了後には「小倉節」で選手にアツく、アツく語りかけた。
「自分はね“練習はウソをつかない”って言葉が一番好きなんだ。自分の中で“今日の練習は力を抜かない”って決めたらやり切る。どこかで力を抜いた自分がいたなって心の中で思ったら、それは自分にウソをついていると同じだよな。それは自分にしか分からないこと。だからこそ自分に正直でいてほしい。自分の決めたことから絶対に逃げない、これがやっぱりかっこいい生き方じゃない」
「どこを見られても恥ずかしくなく、胸を張って生きていける男ってかっこいいよな。木村拓哉かっこいいだろ?いい男だもんね。俺と比べたら、確かに木村拓哉の方がかっこいいけど、人として胸を張って生きることだってかっこいいことだ。いま、みんなは(出場が確実視される)選抜を前にして練習に挑んでいる。こんな幸せはないよ。いい練習やって、いい顔して、正しく生きていこう」
言葉で選手の心を掴む小倉節の神髄。聞いているだけで、やる気スイッチが入る言葉の数々をナインとの「約束」で締めた。
「もし、自分が選抜で解説を担当させてもらえるならば、今度はみんなの顔を覚えたからな。みんなの活躍を追いかけていきたいと思う。自信を持ってやってよ。本当に今回はありがとう」