八王子のヒマ鷹 (ID:OTg4M2J)
ホークス物語90

2004年10月13日、ダイエー本社は経営が行き詰まり、産業再生機構に支援を要請した。ホークスは、国営の産業再生機構ホークスになるのではと噂された。

その年、オリックスが近鉄を吸収合併し、オリックス・バファローズが生まれた。同じようにホークスもロッテと合併し、福岡ロッテホークス誕生と共に1リーグ制への移行も検討された。(選手会ストにより、1リーグ制は断念)

そんな時、ソフトバンクの孫正義氏が200億円でホークスを買ってくれた。当時までパリーグは全球団赤字続き。人気のセリーグと違い、黒字を経験した球団は皆無だった。

ソフトバンクの役員会では全役員が反対したが、『携帯のシェア拡大等副次的効果が絶大だ』と強引に突破した。 実際、球団経営がスタートして九州地区のシャアが拡大した。全国的な露出度を換算すると年間4~500億円の経済効果が認められる。球界参入は大成功と言える。

また、球団経営についても、同グループの営業力で、数年後にはパリーグ球団として初めて黒字化に成功した。選手は勿論、球団職員の給与も上がり、練習施設も充実し始めた。ドームの客席も毎年改善されている。

『積極投資によるチーム強化。それがまた人気を呼び、黒字を拡大させる』オーナーの狙い通り、拡大均衡のスパイラルが完成していった。 彼の夢はとてつもなく壮大で、日本で10連覇。そしてその先に日米ワールドシリーズを実現すること。ファンも呼応し、外野席の応援団は『世界最強』の応援旗をかざしている。

親会社の経営危機で、4番打者まで売り渡すという悲劇に見舞われたホークスには、孫オーナーは、正に『白馬の天使』となった。

球団身売りが噂された04年11月、テレビ局が博多の街でファンの生の声を拾っていた。色々な声がある中、一番多かったのが『若鷹軍団の歌を残してほしい』だった。この番組内で、孫オーナーは『球団歌を変えると、暴動がおこりますな。』と笑い、そのまま残してくれた。ファンの気持ちを大切にしてくれるオーナーだ。

球団施設、選手年俸、補強費、全て日本一。選手も我々も本当に幸せ者だ……
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