言ってみれば「無邪気な采配」これはこれで随分楽しませていただきました。新庄さんにしか出来ない作戦､選手起用､並の監督なら怖くて出来ない思い切った作戦は､上手くいくと絶賛され､失敗すると批判されるのは当たり前なんです｡彼以外そう言う采配は出来ないでしょう。確かに面白かったです。ただ､新庄さんは自分が楽しくやるだけでなく､若い選手､ベテラン選手にも大変な気を遣っていて､それぞれのモチベーションを高め成長させてくれたのは確かです。あとは優勝するだけ！の課題を残すだけです。
12球団イチの明るいベンチはエスコンの雰囲気と相まって､他チームの監督・選手たちにも羨ましがられるほどでした。タラレバになりますが､優勝していたら球界の枠を超えて日本中で絶賛されたに違いありません。惜しむらくは優勝出来なかった事｡近藤や上沢、有原にとっても自らの選択に確信が持てた事でしょう。なぜこの楽しく面白い野球が優勝できなかったのか？敗因は色々あります。成長したとは言え失策の多さ､得点圏でのタイムリー不足､走塁のボーンヘッド､中継ぎ陣の四球､被弾｡失策の多さ以外はすべて優勝したソフトバンクの選手たちに紙一重､力及ばなかったと言う事なのではないでしょうか？
返信する(No.159493)