No.1134877
工藤公康
ホークス監督時代…続き1
チームの底上げへ工藤自らがトレーニングメニューを考案。率先して指導にもあたった。そのような背景から“工藤塾”という言葉が生まれた。
たとえば、心拍数を管理しながらインターバル走をするなど、ランニングメニューも目的別に分けて取り組んだ。加えて、体幹や股関節周りの下半身トレーニングを毎日3、4時間、というメニューも組み込まれた。自身が現役時代にスポーツ医学や運動生理学などを勉強し、科学に基づいて取り組んでいたトレーニングをベースに行っていたというが、それでも相当過酷なのは容易に想像できる。ただ工藤は「プロ野球選手として生きていくうえで、最低限出来なければならないことだから」と選手たちに説明をした。
練習内容を聞いて敬遠した選手もいた。「やる気がないのにやっても意味はない」。だから強制はせず、あくまで希望者のみを募った。事実、「僕はいいです」と参加しなかった選手もいた。
「くすぶる状態というのは、どこかで上手くいっていないから生まれるんです。キツイかもしれないし、『こんなことまでやらなきゃいけないの?』と思うような練習かもしれないけど、それを乗り越えた時に、自分の知らない自分に出会える。選手たちには私の正直な気持ちを直接話しました。私から見ても能力があるし、このチームの中でやってもらわなきゃいけない。ただ、そのためには体を強くしなきゃいけない、鍛えなきゃいけない、力を上げていかなきゃいけない。さもなければ、一軍の主力に対してチャレンジできないよ、と。そうしたうえで『やるか?』と聞きました」
ホークス監督時代…続き1
チームの底上げへ工藤自らがトレーニングメニューを考案。率先して指導にもあたった。そのような背景から“工藤塾”という言葉が生まれた。
たとえば、心拍数を管理しながらインターバル走をするなど、ランニングメニューも目的別に分けて取り組んだ。加えて、体幹や股関節周りの下半身トレーニングを毎日3、4時間、というメニューも組み込まれた。自身が現役時代にスポーツ医学や運動生理学などを勉強し、科学に基づいて取り組んでいたトレーニングをベースに行っていたというが、それでも相当過酷なのは容易に想像できる。ただ工藤は「プロ野球選手として生きていくうえで、最低限出来なければならないことだから」と選手たちに説明をした。
練習内容を聞いて敬遠した選手もいた。「やる気がないのにやっても意味はない」。だから強制はせず、あくまで希望者のみを募った。事実、「僕はいいです」と参加しなかった選手もいた。
「くすぶる状態というのは、どこかで上手くいっていないから生まれるんです。キツイかもしれないし、『こんなことまでやらなきゃいけないの?』と思うような練習かもしれないけど、それを乗り越えた時に、自分の知らない自分に出会える。選手たちには私の正直な気持ちを直接話しました。私から見ても能力があるし、このチームの中でやってもらわなきゃいけない。ただ、そのためには体を強くしなきゃいけない、鍛えなきゃいけない、力を上げていかなきゃいけない。さもなければ、一軍の主力に対してチャレンジできないよ、と。そうしたうえで『やるか?』と聞きました」