ベイ吉
No.792693
続き

2. 果たして「練習」で克服できるのか?
結論から言うと、プロの技術論としては「完全に打てるようになる必要はなく、『見送れる(振らない)技術』と『逆方向への対応』を練習で身につけられるか」が焦点とされています。
解説者が挙げる克服のポイント(練習と対策の方向性)は以下の3点です。

�@ 「スライダーを打つ」のではなく「手を出さない(見送る)」選球眼の修正
外角低めのボールゾーンに消えるスライダーは、プロの打者であっても「バットに当ててヒットにする」こと自体が非常に難しい球種です。
そのため、来春のキャンプや練習で取り組むべきは「あのコースをどう打つか」ではなく「どう見送って有利なカウントを作るか」の選球眼(アプローチ)の磨き直しだと解説されています。相手投手に「スライダーを見極められる」と意識させることができれば、甘いストレートやフォークが増え、本領を発揮しやすくなります。

�A 逆方向(ライト方向)への意識とフォームの修正
引っ張る意識が強すぎると、体が早く開いて外角スライダーにバットが泳がされます。秋〜春の打撃練習で「外角球を無理に引っ張らず、素直に右中間〜ライトへ流す」フォームの意識付けを徹底することで、外の球に対してもバットが残るようになると分析されています。

�B 2年目の「慣れ」と日本野球へのアジャスト
途中加入(来日1年目)の外国人が後半戦に配球で攻め立てられて苦しむのは、NPBの歴史でもよく見られる傾向です。オフに日本の配球映像をじっくり研究し、2年目の春季キャンプからNPBの配球リズムに慣れることで、見違えるように対応力を高めた成功例(過去の外国人主砲たち)は数多く存在します。

まとめ
エンカーナシオン選手が持つパワーとスイング力は、評論家からも「リーグトップクラス」と非常に高く評価されています。
外角スライダーを「無理に打とうとして振り回す」状態から、「見極めて四球を選ぶ/甘い球を仕留める」というNPB仕様の打席での組み立てを練習と映像研究で身につけることができれば、来季フルシーズンでの大化け・打撃タイトル争いも十分に期待できると見られています。

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