ここのところ武内のコメントや記事がよく出ている。武内の与四球率の低さが際立っていると。武内曰く炭谷のリードで引き出しが広がったと。逆にいうと炭谷以外の捕手での与四球率の高さが異常だということ。昨年は武内以外の西武の投手にとって試練の年であった。捕手の拙いリードは無ければ投手の実力がそのまま出るので古賀を使うなら今年は投手に配球を決めさせるように持っていくべきだ。

　ここのところの西武の補強の失敗は明らかに長打にこだわり、野球音痴、運動音痴を取ってきたことにある。近年円の無価値化に伴って同じ報酬であれば遥かに米国選手より日本人の方がパフォーマンスが高くなっている。
　外国人を取るなら、日本の弱点である俊足攻守の若手捕手、3塁手を取り、バッテイングは来てから鍛える程度の方が銭失いとなるリスクは低い。高い走力、守備力は環境変化による大化けする可能性の証。巨人のヘルナンデスが良い例。低い走力、守備力は環境変化により、全く通用しなくなる可能性を示す。西武の外人が代表例。
　良い打者は、必ず、良いアスリートである。おかわりは稀代の走塁術を持っているし,田淵も入団当初は快速ランナーであった。鈍足、運動音痴の選手に名選手無し。